『フラット化する世界』(上・下) トーマス・L・フリードマン著 日本経済新聞出版社

日本人は、この本を真剣に読んだほうがいいと思います。3年ほど前、IBMのエグゼクティブに英語版が配られたのですが、とてつもないショックを受けました。

国境や企業の枠がなくなり、いずれ先進国はインドや中国に仕事を奪われてしまう。正直、そんな世界になってほしくないと思いました。しかし実際にそれは起こりはじめているのです。

今、日本が本気で考えるべきは、グローバルの場で闘える人をいかに育てるかなのだと思います。この先、グローバルでリーダーシップをとれなかったら、日本人が活躍する場はなくなってしまうでしょう。私はそういった人材を世界中で育て、ネットワークでつなぐサポートをしたいと思っています。