日本初、小学生を対象にしたボーティングスクール開校

中学校、高校で名門パブリックスクールに通わせるのであれば、小学校のうちから準備が必要。そう考える親御さん向けに、日本初の小学生を対象にしたボーディングスクールが今年4月に開校している。ジャパンタイムス代表取締役の末松弥奈子氏が広島県神石郡に創立した「神石インターナショナルスクール」だ。

インターだが、英語だけではなく日本語での教育も大切にされている。学校教育法における一条校に認定されていて、日本の小学校卒業資格も得られる。授業時間に行われる勉強だけでなく、寮生活を通じてマナーやスポーツ、文化などについてもプロフェッショナルが教育してくれることが魅力だ。

グローバルステップアカデミー」という、3~12歳までのインターの教育をオンラインで提供しているサービスもある。通常の小学校に通いながら、放課後に習い事としてオンラインでインターの授業を受けることもできる。

英会話はもちろん、算数やプログラミング、工学など、英語で学ぶ科目が豊富で、12歳までに「英語で学び、コミュニケーションできるようになる2000時間の学習」達成を目指すという。

ここまで駆け足で近年登場してきたインターナショナルスクールやボーディングスクール、習い事について紹介してきた。英語で学ぶなど、わが子にはとても無理と感じるものも多かったかもしれない。しかし、新型コロナウイルスによる休校措置の中で学校の存在意義を考える今、さまざまな選択肢に目を向けて、10年後、20年後に活躍できる子に育てていくにはどうしたらいいのかについて考えてみるのも良さそうだ。

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