ステイホームがホームトラブルの引き金という皮肉

2020年、突如世界中に襲いかかった新型コロナウイルス禍。感染の広がりを抑えるための外出自粛要請により“STAY HOME”が余儀なくされています。そこで、各家庭内にも起こりはじめているのが「コロナ離婚」の危機。在宅勤務になり、夫婦が一つ屋根の下でずっと一緒にいることで、ストレスが溜まったり、喧嘩が増え、離婚の引き金になってしまう現象です。

もう二度と戦っているなんて信じられない
写真=iStock.com/PredragImages
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日本よりも早い時期に外出制限となった国々を見ても、イギリスではDVに関する電話相談が65%増加。フランスでも配偶者間の暴力が36%も増加したといいます。またアメリカでは、新型コロナウイルスによって失業した男性が交際相手に発砲し、本人も自殺するという事件も発生。日本でも同様に、家庭内でのDVや児童虐待の相談件数が増えているということですから、事態は深刻です。

では、今回のコロナ禍によってテレワークに切り替わった男性が、どうすれば妻の機嫌を損ねずにコロナ離婚を回避できるのでしょうか。実際に夫が在宅勤務に切り替わった、“テレワークされ妻”たちに取材し、噛み砕いていきたいと思います。