リーマン・ブラザーズの破綻から一気に顕在化した「アメリカ発金融危機」は、瞬く間にヨーロッパに飛び火し、全世界へと波及した。その影響は、金融機関のみならず事業会社をも直撃、すでに大恐慌の兆しすら感じられる。いま打つべき最善の手は何か。ずばり提言する。
アメリカ発金融危機の本質とは何か。それはウォール街発の「金融サイバーテロ」であり、「中性子爆弾」による地球規模の大量破壊である。何も起こっていないようで、実は気がついたときには皆が死に至っている……からだ。
リーマン・ショックは、アメリカから全世界を瞬く間に震撼させた。
その衝撃は、2001年の「9.11テロ」を凌駕する。9月のリーマンショック以後の金融危機で失われた世界の富は、株式の時価総額で3300兆円に達している(10月末時点)。ワールドトレードセンターが1棟5000億円で建つとすれば、ざっと6600棟分。わずか3カ月のことなので、1日に73棟が連日崩壊したことになるのだ。
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