メモは1年間で400枚以上作る

メモの仕方がどうだろうが、喋り方がどうだろうが、話の上手い下手というのは結局内容です。相手が何を欲しているのか。そこを考え抜くことがすべてです。鉄道オタクに筋トレの話をしても仕方がないということです。

メモ:困っている人こそ、ビジネスチャンス。それを念頭に頭で整理したことをメモに書き出す。書いたメモはぐちゃぐちゃに破り捨てる。

新入社員の3人に1人が悩んでいることって何だと思いますか。それは借金です。奨学金です。これ、給料が低い人にとっては地獄。そこで、彼らに奨学金の実態を話したうえで、「弊社の伊豆のリゾートホテルに勤務しませんか。ここなら寮費も安く、伊豆ならお金も使わない」と言ってみると、3人に1人は目を輝かせて、「伊豆に行きます」と名乗り出るわけです。ここに、話の上手い下手は関係ないのです。

私の場合、とにかく相手が何を悩んでいるのかを念頭に置きながらメモをしています。自分はアナログな人間なので鉛筆でメモをするのですが、このメモを作る前にもう1段階あるんです。