全上場企業の実に74%が年収を下げる非常事態ニッポン。業績悪化のなか平均年収をアップさせたのはわずか「医薬品」業界のみで、サラリーマンの懐は壊滅状態。PRESIDENT誌独自算出のデータで業界別の年収浮沈を検証する。

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業界年収天気図
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業界年収天気図

リーマンショック以降の大不況がサラリーマンの懐を直撃している。業績に苦しむ企業は定昇ストップ、ボーナスカットを断行、もはやサラリーマンの年収アップは期待できない厳しい現実を見せつけている。

サラリーマンの2009年の1年間の平均給与は405万9000円、前年から23万7000円減少したことが、国税庁の民間給与実態統計調査で判明した。