日本でも始まる「個人の格付け」社会
いち早く中国で普及した信用スコアが日本にも上陸し始めている。信用スコアとは、オンライン上に蓄積された個人の行動データを解析し、その信用力などを数値化したもの。中国最大を誇るアリババグループが提供する信用スコア「芝麻信用」は、2018年時点でアクティブユーザーが5億2000万人に達した。
日本で最初にこのサービスを始めたのは、みずほ銀行とソフトバンクの合弁会社であるJ.Scoreだ。年齢、性別、学歴、勤務先の業種と職種、雇用形態など、18項目の情報を入力すると、AI(人工知能)がその人の将来性まで予測して採点。点数が高ければ、優遇金利で融資を受けられる。
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(写真=AFLO)


