自民党の下請けだが、基本「何でも反対」
大阪都構想の賛否を最大の争点にした府知事、大阪市長の「大阪ダブル選挙」が終わった。松井一郎大阪府知事(大阪維新の会代表)と吉村洋文市長が任期途中で辞職し、「出直しクロス選挙」に挑むことになった理由は、都構想への協力を呼びかけてきた公明党と決定的な亀裂が生じ、都構想の住民投票実施が暗礁に乗り上げたからだ。
松井氏は、非公表を前提に維新と公明党が結んだ住民投票実施時期に関する「合意書」を暴露するなど怒りがおさまらず、その後は双方の非難合戦が繰り広げられた。組織的な集票力を背景に安倍晋三政権でも影響力を見せる公明党だが、最近はその「矛盾」も目立つ。
ここから先は有料会員限定です。
登録すると今すぐ全文と関連記事が読めます。
(最初の7日間無料・無料期間内はいつでも解約可)
プレジデントオンライン有料会員の4つの特典
- 広告非表示で快適な閲覧
- 雑誌『プレジデント』が最新号から読み放題
- ビジネスに役立つ学びの動画が見放題
- 会員限定オンラインイベント

