世界一を叶えた大坂なおみ選手のメンタル術

大坂なおみ選手が、2018年の全米オープンに続いて全豪オープンも制した。

大坂なおみ選手は、世界ランキングで1位となり、史上26人目の世界女王に。(AFLO=写真)

これで、四大大会2連勝。一年をかけてすべてを制覇する「グランドスラム」も視野に入ってきた。本当に素晴らしいことである。

大坂なおみ選手で注目されるのは、そのフィジカルや技術の素晴らしさに加えて、メンタルの強さ。

大舞台でも実力を発揮するその精神力は、私たち全員にとってのインスピレーションの源になる。

大坂なおみ選手の発言で注目されるのは、「内なる平和」という言葉。四大大会の決勝戦のような厳しい状況において、心の「内なる平和」を達成することが大切なのだという。

「内なる平和」とは、大坂選手によれば、余計なことを考えず、自分のやるべきことをする境地なのだという。これまで練習で築き上げてきたことを出し切ること。そのためには、心の中に「内なる平和」が必要なのだと大坂選手は言う。