『言志四録』が座右の書だった

「日本の維新革命は西郷の革命であった」

「維新の英傑」西郷隆盛の功績を、内村鑑三は著書『代表的日本人』でこう評し、その理由を次のように述べている。

《たしかに西郷の同志には、多くの点で西郷にまさる人物がいました。経済改革に関していうと、西郷はおそらく無能であったでしょう。内政については、木戸や大久保のほうが精通しており、革命後の国家の平和的な安定をはかる仕事では、三条や岩倉のほうが有能でした。(略)