ニンテンドースイッチ、ヒットの理由

任天堂の業績が回復している。2018年3月期連結決算は、売上高が前期比2倍を超える1兆556億円。7年ぶりに1兆円を超えた。営業利益も1775億円で、前年の約6倍だ。

業績回復に大きく貢献したのは、17年3月に発売した家庭用ゲーム機・ニンテンドースイッチ(以下、スイッチ)のヒットである。当初、17年度の世界販売台数は1000万台が目標だったが、蓋を開けてみれば1505万台が売れた。