人生100年といわれる時代。国の公的支給は縮小傾向が続いており、老後には自分自身で備えるしかない。対処法はあるか。7つのテーマにわけて、お金のスゴ技を紹介しよう。第2回は「年金給付延長」について――。(全7回)

※本稿は、雑誌「プレジデント」(2017年11月13日号)の特集「金持ち老後、ビンボー老後」の記事を再編集したものです。

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年金の支給開始年齢はかつての60歳から、現在では段階的に65歳へと繰り下げられています。厳しい年金財政を考えると将来、70歳、75歳とさらなる支給の延期も現実味を帯びてきました。