一流の経営者は、仕事以外の時間をどう過ごしているのか。雑誌「プレジデント」(2017年5月15日号)の特集「一流の人の1週間」から、経営者3人の「オフの過ごし方」をご紹介します。第2回は、みずほフィナンシャルグループの佐藤康博社長です。佐藤社長は「会議のアイデアは、週末の2時間の半身浴で練る」といいます――。(全3回)
なぜ村上春樹、浅田次郎からリンダ・グラットンまで読むのか
週末はどちらか1日はお客さまとゴルフをして、あとは本や映画、音楽に触れることが多いですね。私が住んでいる地域は、いい喫茶店がいくつかあります。街を歩く人たちもおしゃれで、珍しい犬を連れていたりする。そうした姿を眺めつつ本を読む時間が楽しい。
私は村上春樹の大ファンです。新刊『騎士団長殺し』も、さっそく読みました。春樹文学の流れを正統にくんでいる作品という印象でした。文芸では浅田次郎も好きです。じつは私は大学に入りたてのころ、ショートショートに近い文章を書いて身を立てようとも考えた時期がありました。浅田次郎の短編は勉強になりますよ。たとえば『勇気凜凜ルリの色』はウィットに富んでいてすばらしい。
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