リッチな気分になれる満足度の高いサービスは、必ずしも金額に比例しない。つまり、サービスを吟味すれば、たとえ年収300万円の人でも、実質的には年収600万円の生活をすることができる。短期連載「『金持ち生活』超入門」。第4回はお金の増やし方について――。(全4回)。
金持ち生活超入門
▼お金
やらなきゃ損! 宝くじ付き定期、純金積み立て、貸株年収が少ないと悲観してはいけない。効率的にお金を増やす方法を学んでおこう。教えてくれるのはファイナンシャルプランナーの黒田尚子氏だ。
「最初にすべきは家計の見直し。1カ月でも2カ月でもいいから家計簿をつけて、何にいくら使っているのか家計を『見える化』してください。『意外とコンビニで使っている』など、自分の支出の弱点が見えれば、多い人で月3万円程度のコストダウンが可能です」
「若い人は収入の低さを言い訳にせず、お給料の中から最初に貯蓄分をとる『先取り貯蓄』で1万円でも毎月貯金する習慣をつけること。そして、貯金がある程度の額になったら、『宝くじ付き定期預金』の検討を。銀行によって変わりますが、100万円1口の3年定期で年10枚程度のジャンボ宝くじがもらえます。100万円が数億円に化けるかもしれませんよ」
調べてみると、スルガ銀行ではすでに11人もの億万長者が出ている。ほかにも、わざわざ神社で当せん祈願を行ったり、有名な売り場で購入したりする銀行もあるようだ。金利が低い今こそ注目したい金融商品だといえるだろう。