上海万博に沸く中国だが、日本でも同国通貨である人民元に今、大きな動きが出てきている。香港を拠点とする外銀・HSBC東京支店では、5月27日からHSBCプレミアメンバー(月間平均総預り残高が1000万円以上の個人が対象)を対象に、中国の口座開設をサポートするサービスを開始した。

HSBC個人金融サービス本部ヘッドオブマーケティングの小林均夫さんは、「日本のスタッフが書類記入から申し込みまで無料でサポート。手続き後、10営業日以内に利用案内などの口座キットが中国から送付され、中国口座の利用が可能になります」と語る。