改正貸金業法による、「ローン・キャッシングの総量規制」がこの6月からスタートする。

心あたりのある人は、すでに対策に頭を抱えているかもしれないが、借金に縁のない人は「自分には関係ない」とタカをくくってはいないだろうか。

規制の目的は、もちろん多重債務者の増加を防ぐことだ。消費者金融の規制については、まず“サラ金地獄”が社会問題化した1980年代に貸金業法が成立して厳しい取り立てを制限。その後、2003年にヤミ金融対策法の施行、06年にグレーゾーン金利廃止、10年に今回の総量規制と続く。取り立て→金利→金額の順で、規制が強化されてきたわけだ。