業績を挙げている経営者たちは、どんなメールを書いているのだろうか。超効率重視のメールから情熱的なものまで、様々に集まったメールを言葉のプロが徹底分析する。

メルマガ「堀江貴文のブログでは言えない話」は、毎週月曜日に発行され、月額864円。登録者数は1万6000人(2014年3月)を超える。ビジネスに役立つ情報を核とした充実の中身はもとより、堀江氏の文章表現が読者を魅了している。

▼伝え方の達人が解説!

【1】「赤裸々法」でイキイキとした文章に
「なんとも体験したことのない」と、普通は文字にしない自分の体に起こっていることを文字化することで、プロが書くようなイキイキとした生命力あふれる文章になっている。

【2】「サプライズ法」で感動を伝える
「なんなんだ、」がついたことで「旨さ」が強化され、際立っている。「そうだ 京都、行こう。」など、プロもよく使う手法。

【3】ビックリマークと口語であたたかさを
メールは自分が思っている以上に相手に冷たく伝わるもの。感情を30%増しで表現するくらいがちょうどいい。「!」や口語を使うことで人間関係がぐっと近くなる。

佐々木圭一
上智大学大学院を修了後、1997年博報堂に入社。伝えることが得意でなかったにもかかわらず、コピーライターとして配属され、苦しむ。著書『伝え方が9割』では、もがくなかで見つけた伝え方の技術を惜しみなく紹介。
(撮影=宇佐美雅浩、小倉和徳、的野弘路)
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言いにくい内容は「メール定型文」の活用で解決