私が教育研修の現場で会う「課長」の悩みは、たいてい上司との関係だ。そして、その上司に信頼され良好な関係を築くことは、自分のチームの業績を高める有効な手段の1つでもある。つまり、上司の信頼を得るにはどうすればいいかというテーマは、「課長」にとって極めて重要なテーマなのだ。
そこで、今回は部長や役員など上司から評価されるためのビジネス思考について考えてみたい。なにもゴマすりやご機嫌取りをしろとはいわない。必要なことは、やはり数字をもとにしたコミュニケーションである。それも算数レベルの知識でよいのだ。
図を拡大
2014年の売り上げ成績を深掘りしてみる
2014年の売り上げ成績を深掘りしてみる
たとえば次のケースを考えてみてほしい。「あなたが課長を務める営業1課と、別な人が課長を務める営業2課は同じ製品を取り扱って、2013年度に1億円ずつ売り上げた。14年度に入って1課は同じ製品をそのまま継続して販売し、売上高を50%増やした。一方の営業2課は戦略を変え、1.6倍の単価の別の製品で売上高を2倍にした。あなたの上司である部長は14年度の1.5億円と2.0億円という2つの数字を見て、営業2課を評価している様子だ。この評価は本当に正しいのだろうか?」。
ここから先は有料会員限定です。
登録すると今すぐ全文と関連記事が読めます。
(最初の7日間無料・無料期間内はいつでも解約可)
プレジデントオンライン有料会員の4つの特典
- 広告非表示で快適な閲覧
- 雑誌『プレジデント』が最新号から読み放題
- ビジネスに役立つ学びの動画が見放題
- 会員限定オンラインイベント
