目標設定は「イエローライン戦略」で

私は、目標を立てる時、常に「イエローライン戦略」を立てています。

イエローライン戦略とは、1カ月の目標を立てる時、「この時点でここまでいかなかったら黄色信号」というラインを引く方法です。

同時に、「もしも黄色信号が灯ってしまったら、こういう対策をとる」と決めています。

たとえば、営業のチームでノルマを決めるとき、「半月でこの数値まで行っていなかったら、件数を絞って単価の高い商品を売る」と決めておきます。

そうすれば、半月後に見込みより下回っていたとしても、「やばい」という焦りに駆られることなく、目標達成に向けてのスムーズな方向修正が可能となります。

ただし、毎回イエローラインに頼っていたら、「達成しなくてもいいか」と代案に頼るようになってしまうでしょう。毎回ノルマを達成できないのなら、どこかに問題があるので、それを改善するのは大前提です。

「最善を望み、最悪に備えよ」

古代ローマの哲学者は「最善を望み、最悪に備えよ」という言葉を残しています。目標達成のためには、この精神で計画を立てる必要があるでしょう。

嶋津良智『目標を「達成できる人」と「できない人」の習慣』(明日香出版社)
嶋津良智『目標を「達成できる人」と「できない人」の習慣』(明日香出版社)

成功するシナリオだけではなく、最悪のシナリオも考えておくと、トラブルが起きても動じずに対処できます。トラブルが起きてから最悪のシナリオを考えても、後手後手に回って、何も解決できないかもしれません。

いろいろなケースを想定して、「この時点でここまで到達しなかったら、こういう対策をとる」と戦略を立てることを習慣にすれば、高度な危機管理能力を身につけられます。

そして、リスクを想定しておけば、リスクを恐れずに大胆な行動もとれます。イエローライン戦略は、あなたの行動を大胆にし、仕事力を高めてくれるはず。ぜひ採り入れてみてください。

目標を達成できる人は、危機を予測し準備を怠らない!

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