藤田晋会長が教訓にしていた言葉
サイバーエージェントの藤田晋会長は、創業してから、「何があってもキレたらゲームオーバー」という言葉を教訓にしていたそうです。
それは、最年少での上場を競ったライバルの社長が、親会社から理不尽な要求をされたときにキレてしまい、それを理由に追放されたのを見たからだと語っていらっしゃいます。
その社長は、まさにシステム1で判断してしまったのでしょう。もしシステム2が機能していたら、「待て待て。これから上場するのに、ここでキレたら台無しになるぞ」とストップできたかもしれません。
その社長が正しかったとしても、感情的になった時点で負け。目標を達成するためには、理不尽でも従うか、親会社を説得して解決策を見つけるなど、別の方法を探すべきだったでしょう。
あなたも誰かからイラッとするようなことを言われたり、ムカッと来るようなメールをもらうことがあるのではないでしょうか?
そういう時、私は無条件反射をしないよう心がけています。
電話の受け応えでイライラしてきたら、「折り返し電話をします」といったん電話を切り、冷静になってからかけ直します。メールの場合は読んですぐ返さず、翌日まで待ってから返信するようにしています。そうすれば、余計な発言で相手に不快な思いをさせて、話がこじれるような事態を避けられます。
今だからこそ熟考や熟慮が必要
今はChatGPTなどの生成AIが瞬時に答えを出してくれるので、遅い思考も速くなってきました。私は今だからこそ、熟考や熟慮が必要なんじゃないかと思います。
上司と衝突したとき、「こんな会社、辞めてやる!」と速い思考に流されるのではなく、「自分のキャリア的に、辞めたらメリットがあるのか」と冷静に考えてみる。もし、将来起業したいなどの目標があるなら、今の会社でもっと経験を積んだほうが有利な場合もあります。
遅い思考の力を借りて、自分にとって本当に必要なのは何かを考えてから行動すれば、目標達成に近づいていきます。
とはいえ、何カ月も何年も熟考したまま行動に移さなかったら、目標は遠ざかるばかり。「考えたら行動に移す」という肝心な点は忘れないようにしてください。
目標を達成できる人は、しっかり考えて、すぐ行動する!

