「もう2度としません」を信じてもらうには
相手の見方や気持ちを正しいと思えなくてもいい。「あなたはそう感じて、傷付いたんだよね」と相手の見方と気持ちを理解し、認めるのが鍵だ。その痛みに対する深い後悔を伝える。「あなたを傷付けたことを心から悔やんでいる」と伝える。
5.償う
相手の損失が明らかであれば、償う方法はわかりやすい。物を借りて壊したなら、弁償する。必ずしも、こんなふうにわかりやすいケースばかりではないが、可能な限り償いを申し出る。
6.約束する
相手が「もう2度と同じことは起こらない」と確信できれば、もう1度信頼してもらえる。破ってしまった約束やルールを、大切にする。しっかり守ると言葉にする。そして、2度と約束を破らないために、具体的にどうするのかを明確にする。
相手はもうあなたを赦し、前に進んでいる。なのに自分を赦せない。誰もがもう忘れてしまっているのに、何年も無駄に苦しむ。自分を傷付けている。人生を楽しめない。そうわかっていても、自分を赦せない。言葉で「もういい。自分を赦そう」と言っても、自分がした過ちへの苦々しい思いは消えない。
自分を許すとまた同じ過ちを繰り返すのか
こんなとき、どうしたらいいのだろうか。
最大の誤解はこうだ。赦すと、自分の過ちを正当化して、大したことないと捉えてしまう。忘れてしまう。気にしなくなる。だからまた同じ過ちをしてしまう。そう捉えて、自分を厳しく罰し続ける。これは間違いだ。隠すこともごまかすこともなく自らの過ちを認め、説明し、行動を変え、その責任を取る。赦しはそのプロセスの一部だ。
起こったことを重大なものとして捉えるからこそ、確かにこれは難しい。誰かの人生を変えてしまうような過ちを犯したなら、一生自分を赦せず、罰し続けるかもしれない。だが、それは償い、再発を防ぐ真摯な努力を妨げる。
十分に償い、もう2度と同じ過ちを繰り返さないよう必死の努力を続け、その自信が持てたとき、自然に罪悪感は和らぐ。自分も不完全な人間に過ぎない。
だが、失敗を犯したときは、全力で修復できる。人生をまた意義のあるものにできる。そう受け入れられるようになる。そのときこそ、自分を赦せるようになる。
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