2026年9月に、プレジデントオンラインで反響の大きかった人気記事ベスト3をお送りします。ライフ部門の第1位は――。
▼第1位 シーツは洗っている、布団も干している…それでも寝室がダニだらけになってしまう家に共通していること
▼第2位 同窓会で「服装」よりも残酷な差が出る…「70代でも若々しい人」と「年齢以上に老けた人」を分ける決定的要素
▼第3位 同窓会で最も気を使うべきは「ジャケットのインナー」…間違えると10歳老けてみえる「一発アウト」の着こなし
一匹のダニが3カ月後に100万匹に
ダニは、温度と湿度が高くなると爆発的に増える。室内に棲むダニにとって快適な環境は室温25度、湿度60~80%。フケやアカなど人や動物の皮膚などをエサにして増殖する。条件さえ整えば、1匹のチリダニのメスが3カ月後には100万匹のダニ数に達する計算という。
「家の中でダニが多いのは、1位が布団やベッドなどの寝具類、2位が畳やカーペットなどのマット類、3位が押入れやクローゼットです」
と、元埼玉県衛生研究所の研究員で獣医師の高岡正敏氏(ペストマネジメントラボ代表)が指摘する。高岡氏はダニを研究して50年、数多くの家庭でダニが繁殖している場所や、その数を調査してきた。
「どの家庭でも寝具類にダニが多い。寝具といっても色々ありますが、掛け布団やタオルケットより敷布団のほうがダニが繁殖しやすいです。1枚の布団からおよそ30万匹、多いと100万匹を超えるダニが検出されることもあります。敷布団は他の寝具より体により密着しているためエサ(人の皮脂やフケなど)が溜まりやすく、湿度や温度も高く維持されるからでしょう」
寝具の中では、ダニの死骸やフンなども年々蓄積していく。それらを含めてアレルギーの原因物質(アレルゲン)になるという。
「そういった布団で睡眠をとると、就寝中、寝返りを打つときなどにアレルゲンが舞い上がり、吸い込んでしまいます。そして人によっては喘息などの発作や皮膚炎、鼻炎、結膜炎などといったアレルギーの発症につながってしまうのです」

