ロスカットと、スワップ金利

それでは最後に、FXによるリラ長期投資における注意点を2つ、挙げておきます。

1つは、ロスカット。

実際の取引額より少ない資金(証拠金)で取引できるFXは、資金効率の良さが「売り」ですが、そんな資金効率の良さを目一杯享受すべく、証拠金を少なく抑えすぎると、リラが少し下落しただけでロスカットとなり、(長期でじっくりと思っていても、強制的に)ゲームオーバーです。

そんなロスカットに怯えながらの長期投資は、精神衛生上よくありません。そこで私は当初、証拠金をかなり多めに入れて、(相当余裕をもって)初めてのFXのリラ長期投資に臨んだわけですが、想定以上にリラの下落は凄まじく、あえなくロスカットとなったことは前述のとおり。

そこで、これも前述のとおり、今では「取引額と同額の証拠金」を差し入れ、絶対にロスカットを食わないようにしているわけですが、リラと長期で付き合うのなら、それくらい腹を括ることをお勧めします。

もう1つは、金利(スワップ金利)。

FXによるリラ長期投資の要となる金利(スワップ金利)ですが、同じ通貨であっても、その金額水準は業者によって異なります。

たとえばリラであれば、業者によって、1日あたり10円~25円程度と幅があり、極端に金利水準の低い業者は避けたいところです。実際には、1日あたり23~25円程度の業者が多いですが、わずかな差でも、長期となれば大きな差となるので、少しでも高い業者を選びたいものですね。

ちなみに私は現在、外為どっとコム、マネックス証券、セントラル短資で取引していますが、業者の金利水準は変動するので、当初は高いと思っていても、いつの間にか低くなっていることもあり得ます。ですので、たまにチェックをして、場合によっては、業者の乗換を検討することも必要でしょう。

*本稿における金利・為替情報は、2026年9月20日現在のもの

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