腹を括っての、リラ投資再開
そんな100万円もの損失にショックを受け、その後しばらく、私はリラ投資からは離れていました。しかしその間も、下落を続けるリラを未練たらしく眺め続け、再び参戦するタイミングを見計らっており、そしてロスカットから数年経った2021年頃、リラが15円まで下落したタイミングで、リラ投資を再開したのでした。
再開にあたっては、前回の「ロスカットにならないように証拠金をかなり多めに入れ」との中途半端なスタンスを大いに反省し、今回は「取引額と同額の証拠金」を差し入れ、絶対にロスカットを食わないようにしました。
すなわち、(リラがどれだけ下落しようが)一生持ち続けようと、一生金利を受け取り続けようと、腹を括ることを決意しての投資でした。
ただ、そんなリラ投資の再開後も、リラの下落は止まることなく、リラはついに10円を切り、さらに9円、8円と下げ続けます。取引額と同額の証拠金を入れているのでロスカットはないものの、その分、リラ安による為替差損(含み損)はとどまることなく膨らんでいくのでした。
下がっても、下がっても買い続ける理由
しかし、リラを一生持ち続けようと(金利を受け取り続けようと)腹を括っていた私は、気にしません。むしろ、日々受け取る金利を増やすべく、ナンピン買い(下落したタイミングで買い増していき、平均購入単価を下げる投資法)をして、保有リラを増やしていくのでした。
ナンピン買いは、1リラが6~7円になったあたりから本格化させ、とくに3年程前に5円を切ったタイミングで加速、そして昨年春頃、4円を割り込み、下落幅が緩やかになったあたりで、さらにナンピン買いの頻度を増やしていったのでした。0.01円単位で小刻みに入れていた注文は次々に約定し、現在、保有リラは50万リラを超えています。
これだけのリラを保有しているので、現在、1日あたり1200~1300円もの金利が積み上がっており、この状況を、「毎日ランチがタダ状態」だと、ホクホクしております。
しかし一方で、止まらないリラ安により、私の保有するリラのポジションは、そのほぼすべてが為替差損を抱えており、合計で莫大な含み損(詳細は後述)となっています。
たとえば、4年程前に13円弱で購入した4万リラの為替差損は約40万円。その4年間で積み上がった金利は約16万円もあるとはいえ、トータルでは、このポジションだけで約20万円ものマイナスとなっているわけです。
そんな状況にも、これから何年、何十年かけて、じっくり金利を受け取りながら保有し続けていれば、いつかは報われるだろうと、コツコツとナンピン買いを続けています。しばらくは我慢の日々が続くだろうと、当面の一発逆転は半ば諦めつつ。

