同じ食材なのに500kcalも差が出る

アメリカ国立衛生研究所(NIH)の研究チームは、超加工食品と健康の因果関係を実証する次のような実験を行いました。

研究チームは、男性10人と女性10人の健康な成人、計20人のボランティアの協力で、NIH臨床センターの実験室で4週間の生活をしてもらい、超加工食品と最小加工食品を2週間ごとに摂取してもらいました。

どちらの食事もカロリー・炭水化物・タンパク質・食物繊維・脂肪・塩分などの含有量は同じに設定され、参加者は食べる量を自由に決めることが許されました。

尾形哲『ダイエットも健康も 肝臓こそすべて』(新星出版社)
尾形哲『ダイエットも健康も 肝臓こそすべて』(新星出版社)

その結果、超加工食品を食べると最小加工食品を食べたときに比べて1日に平均500キロカロリー多く摂取し、体重も増えることが明らかになったのです。

超加工食品は、食べても満腹にならないように、糖分、脂肪、塩分量が調整されて作られています。食べ始めると、やめられないように設計されているといい換えてもよいでしょう。

脂肪肝を改善したい方、健康的にやせたい方は、ここに挙げた食品を、まず半分に減らしましょう。あまりに日常食となっているため、ゼロにするのは難しいかもしれません。脂肪肝や耐糖能の程度に応じて、できる限り減らすことをおすすめします。

検索時にプレジデントオンラインに関連する記事が表示されます

【関連記事】
緑茶でもコーヒーでもない…肝臓外科医「1カ月中止するだけで肝機能が大きく改善する」と説く"身近な飲み物"
日本人に突出して多いのはA型だが韓国は全く異なるのはなぜか…"血液型に刻まれた人類の進化と適応の歴史"
腸の壁に穴が空き、全身がボロボロに…内科医が「毎日食べてはダメ」と警告する"みんな大好きな朝食の定番"
台所を見れば認知症の予兆がわかる…介護のプロが断言「物忘れ」よりも早く気づける"食卓の異変"
パカッと開けて週に1、2個食べるだけ…がん専門医が勧める「大腸がんを予防するオメガ脂肪酸たっぷり食品」