常備したいタンパク質「神セブン」
では、何からタンパク質をとればよいのでしょうか?
病気のリスクを減らすためには、まず、植物性タンパク質が効率よくとれる、大豆を最優先とします。
動物性タンパク質は、次の順位でとることをおすすめします。
①魚②鶏③牛・豚です。赤身の牛・豚は、過剰にとると心血管障害、癌のリスクが高まることが報告されていますので、魚と鶏を優先的に食べましょう。
おすすめのタンパク質7食材を「常備したい神セブン」として図表2にまとめました。ぜひ、参考にしてください。
「卵は1日1個まで」は昔の話
ところで、卵は肝臓によい良質なタンパク質を含んでいます。
以前は「卵は1日1個までにしないとコレステロール値が上がる」といわれていましたが、これは、1970年代に行われた古い研究結果を根拠にしていたものです。
厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」(※1)は2015年に改定された際に、コレステロールの目標量(上限)の記載が消えました。食事中のコレステロールだけで血中コレステロール値が決まるわけではなく、従来考えられていたほど単純な関係ではないことが明らかになり、目標量は「十分な科学的根拠がない」とされたためです。
※1 「日本人の食事摂取基準」……厚生労働省が5年ごとに作成する「エネルギー及び各栄養素の摂取量の基準を示すもの」。国民の健康の維持・増進、エネルギー・栄養素欠乏症の予防、生活習慣病の予防、過剰摂取による健康障害の予防を目的としている。現在の最新版は2025年版。

