売ろうと思えば売れる場所なのに
その後の確定申告は各自で行い、Yさんはイータックスを使いました。
「数年前から、医療費控除をイータックスで申請していたので慣れていることもありイータックスを選択しました。
購入時の契約書は見つからなかったのですが、分譲時のパンフレットが残っていて、土地がいくら、建物がいくらと一戸ごとに記載されていたので買値はこれを入力。建物の減価償却は自動的に計算される仕組みで、申告はスムーズに終わりました」
相続税はかかりませんでしたが、売却益に対しては約20%の所得税・住民税が発生しました。Yさんが実家じまいを行った当時は今の「空き家の3000万円特例」のように、買い手が取り壊す形では特例が受けられなかったためです(2024年1月からはルールが緩和され、買い手による取り壊しも対象に)。
「同じ時期に分譲された近隣の住宅にチラホラ空き家を見かけます。売ろうと思えば売れる場所なのに、そのままにしておくのはもったいないなと思いますね」
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