折りたたみスマホはとっくに製品化済み
毎度、事前リークでだいたいのことがネタバレしているものの、多くのアップルファン(アップルアンチも?)が毎年楽しみにしている9月恒例の新製品発表イベント。今年、2026年は、以前より水面下での開発がウワサされていたアップル初の折りたたみスマホ『iPhone Duo』が初めて披露されるということで特に注目を集めていた。
「折りたたみスマホ」とは、紙のように折りたためる特殊なディスプレイパネルを用いて、7~10インチ前後の大画面(インナーディスプレイ)をコンパクトに持ち運べるようにしたスマホのこと。大画面を活かしたタブレットライクな利用のほか、画面を左右に分割して複数アプリを同時に動かすといったことができる。YouTubeでライブ配信を観ながらXにポストしたり、PDFリーダーで書類を見ながらメールに返信したり、プライベートからビジネスまで、さまざまな使い方が可能だ。
また、折りたたみ時に外側になる面にもディスプレイ(アウターディスプレイ)を搭載しているため、閉じた状態でも普通のスマホのように利用できる。持ち運びしやすさと大画面を両立したまさに「夢の次世代スマホ」と言えるだろう。
韓国企業サムスンが皮肉な歓迎表明を
……とぶち上げてみたが、実はAndroid陣営では8年も前の2018年から商用化が始まっており、現在ではサムスン、ファーウェイ、Google、モトローラなど、多くのメーカーから、横折り、縦折り、3つ折りなど、さまざまな製品が発売されている。それだけにAndroid陣営からしてみたら「アップルは今頃のこのこ参入か」という気分なのではないだろうか。
特に最初期からこの市場の盟主と言っても過言ではない韓国・サムスンは、既に8世代目を数えるほど折りたたみスマホに注力してきた。それだけに『iPhone Duo』発表直後にはSNSでアップル参入を歓迎(揶揄?)するような動画をアップしたり、前CEOティム・クックがサムスンの折りたたみスマホ『Galaxy Z Fold8』に乗り換えたというプロモーションを行ったり(実際は同姓同名の別人というジョーク)、早くもバチバチにケンカ腰。歴代モデルを並べた画像を作成し、自社製折りたたみスマホの薄さ、軽さの進化をアピールするといったことまでおこなっている。



