戦前に戻るかのような改正皇室典範

10月に施行される改正皇室典範は皇族数の確保を目的としているものの、旧宮家の人々が皇籍を離れてから、すでに80年近い歳月が流れている。

その最初の世代は、皇族であった時代を幼い頃に経験しているかもしれないが、それ以降は、すでに2代か3代にわたって一般国民としての生活を送っている。

旧宮家の人々が皇族であったのは、はるか昔のことである。そうした人々が改正にあたって持ち出されてきたのは、あたかも戦前の体制に戻るかのようである。そこに、未来を感じさせる要素は少しもない。