「1日1万歩」に科学的根拠はない

健康のためには「1日1万歩」歩かないといけない。血糖値が高いから、この歩数を目指して運動することが大切だ。このように思っている人はいないだろうか。じつは、この切りのいい目標には科学的な根拠はない。

公園でスマートフォンで毎日の歩数カウンターをチェックする男性
写真=iStock.com/MaskaRad
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よく知られるようになったきっかけは、1960年代に日本で販売された「万歩計」。

このネーミングがとても秀逸で、頭に残りやすかったことから広まったとされている。ただ、国も「1日1万歩」運動を推し進めたことがあり、2000年に厚生労働省による国民健康づくり運動「健康日本21」のなかで提唱されていた。