仕事への姿勢が変わる考え方

最後にご紹介したいのが、第6位の『仕事を好きになる技術』。

北野唯我『仕事を好きになる技術』(朝日新聞出版)
北野唯我『仕事を好きになる技術』(朝日新聞出版)

本書は、マインドセット、業務ハック、キャリア戦略、対人関係ハック、資産戦略/変化対応という5つの「キャリアラダー(成長と幸福の階段)」を一段ずつのぼり、仕事も人生も楽しめる「Well-being full」な状態を目指すための方法をまとめた一冊です。

若手社員がまず注目したいのは、マインドセットの章です。著者の北野唯我さんによれば、仕事がつまらなく感じられる最大の原因は、仕事環境や適性ではなく、「自分には選択肢がない」と思い込んでいること。「ほかにも選択肢はある。そのうえで今の仕事を選んでいる」という感覚を持てるようになると、仕事への向き合い方は大きく変わるといいます。

そのために役立つのが、「Yes」「No」以外の選択肢を持つことです。例えば、本来は企画部を希望していたにもかかわらず営業部に配属された場合、「営業しかない」と考えれば、仕事は苦痛になりかねません。

一方で、「上司に異動を相談する」「まず営業で成果を出し、希望を通せる状況をつくる」「営業を人脈づくりの機会と捉える」など、複数の選択肢を持ち、自ら意思決定することで、状況は変わります。

自分の市場価値を上げたい人に、新たな視点を与えてくれる一冊です。

今月も、時間術からAI活用法、ダイエットまで、幅広いジャンルの本がランクインしました。来月はどのような本が多く読まれるのか、引き続きチェックしてまいります。

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