毎年、新たに発売されるビジネス書は約6000冊。いったいどの本を読めばいいのか。読書家が集まる本の要約サービス「flier(フライヤー)」で、2026年上半期にアクセス数の多かったベスト20冊を、同サービスの編集部が紹介する――。
指を指す男性
写真=iStock.com/Andranik Hakobyan
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第1位:『頭のいい人が話す前に考えていること』(安達裕哉著、ダイヤモンド社)
第2位:『体力おばけへの道』[澤木一貴著、國本充洋(監修)、KADOKAWA]
第3位:『24時間が変わる朝の30分』(吉武麻子著、大和書房)
第4位:『コミュ力が高い人が話しながら意識していること』(安達裕哉著、日本実業出版社)
第5位:『考えてはいけないことリスト』(堀田秀吾著、フォレスト出版)
第6位:『すぐやる人の小さな習慣』(大平信孝/大平朝子著、三笠書房)
第7位:『億までの人 億からの人』(田中渓著、徳間書店)
第8位:『脳科学でわかった 仕事のストレスをなくす本』(西剛志著、アスコム)
第9位:『面倒な仕事が一瞬で片付く 生成AIタスク爆速大全』(宮崎学著、かんき出版)
第10位:『頼るのがうまい人がやっていること』(有川真由美著、秀和システム新社)
第11位:『ハーバード、スタンフォード、科学的に証明された時間をムダにしない人の習慣』(堀田秀吾著、アスコム)
第12位:『「1分」の使い方』(上岡正明著、朝日新聞出版)
第13位:『お金の不安という幻想』(田内学著、朝日新聞出版)
第14位:『生成AI「戦力化」の教科書』(松本勇気著、日経BP)
第15位:『上手に「指示できる人」と「できない人」の習慣』(鶴野充茂著、明日香出版社)
第16位:『人は話し方が9割』(永松茂久著、すばる舎)
第17位:『こうやって、センスは生まれる』(秋山具義著、SBクリエイティブ)
第18位:『お金まわりを見直したら人生が変わった』[青木さやか著、坂本綾子(監修)、日経BP]
第19位:『感情に振り回されない 精神科医が教える心のコントロール』(和田秀樹著、リベラル社)
第20位:『DIE WITH ZERO』(ビル・パーキンス著、児島修訳、ダイヤモンド社)

※本の要約サイト「flier」の有料会員を対象にした、2025年12月1日~2026年5月15日の閲覧数ランキング

自分の言葉を「相手の目線」で選ぶ

2026年上半期、第1位に輝いたのは『頭のいい人が話す前に考えていること』でした。2023年4月の刊行以来、多くの読者に支持され続けているロングセラーです。

安達裕哉『頭のいい人が話す前に考えていること』(ダイヤモンド社)
安達裕哉『頭のいい人が話す前に考えていること』(ダイヤモンド社)

著者の安達裕哉さんは、デロイト トーマツ コンサルティング(現・アビームコンサルティング)出身。これまで3000人以上の経営者と向き合ってきた経験をもとに、本書では「頭のいい人が話す前に考えていること」を体系的にまとめています。

本書でとりわけ印象的なのが、「人は、ちゃんと考えて“くれている”人を信頼する」という黄金法則です。

例えば、デート相手から「この青い服と白い服、どっちを買ったほうがいいと思う?」と聞かれたとき。ここで「白かな」と即答してしまうのは、最善とは言えません。本当に相手のことを考えている姿勢を示すなら、「白と青、それぞれ、どこがいいと思ったの?」と質問するのがベストです。

著者の安達さんは、「本書で伝えたかったのは、『賢く見せる話し方』ではなく、『話す前にきちんと考える』というシンプルな姿勢です。一呼吸おいて自分の言葉を、相手の目線で選ぶことの価値は、ますます高まっているように感じています」とコメントしています。

まだ読んでいない人はもちろん、すでに読了した人にも、あらためて手に取ってほしい、定番の名著です。