体力は才能ではなく「習慣の成果」

第2位にランクインしたのは『体力おばけへの道』。「最近、すぐ疲れてしまう」「年齢を重ねてもアクティブに過ごしたい」――そんな人に手に取ってほしい一冊です。

澤木一貴著、國本充洋(監修)『体力おばけへの道』(KADOKAWA)
澤木一貴著、國本充洋(監修)『体力おばけへの道』(KADOKAWA)

本書のタイトルになっている「体力おばけ」とは、いつも元気でパワフルな人のこと。著者の澤木一貴さんは、34年にわたるトレーナー経験をもとに、「体力は才能ではなく、習慣の結果」と語ります。つまり、日々の小さな積み重ねによって、誰でも「体力おばけ」に近づけるのです。

「体力おばけ」を目指す人のために、本書で提案されているのが、著者オリジナルの「イージーHIIT」。

・椅子から立ち上がる動作を繰り返す「スタンドアップ」
・衰えやすい身体機能を効率よく鍛える「バックステップ」
・楽しく脂肪燃焼を促す「リズミカルジャンプ」

この3つで構成されるトレーニングで、どれも自宅で30秒から実践でき、特別な道具も必要ありません。運動が苦手な人や、体力に自信がない人でも、無理なく日常に取り入れやすい内容になっています。

「体力がないから」と、好きなことややりたいことを諦める――。そんな未来を避けるために、まずは1日30秒、自分の体に投資してみませんか。

自分の時間と人生の主導権を取り戻す

第3位は『24時間が変わる朝の30分』でした。「自分の時間がない」とモヤモヤしている人におすすめしたい一冊です。

吉武麻子『24時間が変わる朝の30分』(大和書房)
吉武麻子『24時間が変わる朝の30分』(大和書房)

著者の吉武麻子さんは、仕事のパフォーマンスを高めながら毎日を楽しむための「タイムコーディネート術」を考案し、これまで延べ4000人以上をサポートしてきました。

本書で提案されているのは、朝30分の使い方。吉武さんは、朝起きてすぐの時間を「ゴールデン・タイム」と呼び、この30分をどう過ごすかで、1日の流れは大きく変わると説きます。

印象的なのは、「朝活=有意義に過ごさなければならない」という考え方に縛られなくていい、という点です。ただぼんやり過ごしたり、頭の中のモヤモヤを書き出したりする、「自分を取り戻す時間」も、立派な朝活だと本書は教えてくれます。

さらに、気持ちに余裕がある日は、「緊急ではないけれど重要なこと」に朝の時間を使ってみるのもおすすめされています。やりたいと思いながら後回しにしている勉強や、習慣化したい運動などの「未来へのタネまき」を、朝の短い時間で少しずつ積み重ねていく。その小さな行動が、日々に充実感をもたらしてくれるのです。

本書を読めば、「忙しいのに満たされない」という感覚から抜け出し、自分の時間と人生の主導権を取り戻すヒントが見つかるでしょう。