「気がかり」を片付けて余白を生み出す
第2位は、『気がかりゼロ』でした。
格安SIMへの乗り換えや浴室の掃除といった身近なものから、子どもの習いごとの比較検討や自分のキャリアプランの作成といった大きなものまで、「気がかり」が頭の中を占拠し続けている人は多いのではないでしょうか。本書は、そうした「気がかり」を無理なく片づける具体的な方法を紹介する一冊です。
本書のメソッドは、「書き出す→仕分ける→具体化する→片づける→振り返る」という5ステップを年に2回実践するというもの。所要時間も、「具体化する」まで約1時間、「片づける」は約1カ月、「振り返る」は約30分と、忙しい人でも無理なく取り組めます。
「わかっているけれど動き出せない」――そんな人が行動力を高めるポイントは、気がかりを「自分でできる/他者も関わる」「すぐ終わる/時間がかかる」の2軸で4つのゾーンに分類することです。この4つに分類してみるだけで、「できるものから着手する」「いったん手放す」といった判断がしやすくなるのです。
気がかりを片づけるだけで、思考も行動も軽くなり、新しいことにチャレンジしたくなるでしょう。時間と頭の余白をつくりたいなら、ぜひ読んでみてください。
「成果につながる」コミュニケーション術
第3位は『一言で話せ。 仕事ができる人の1%会話術』でした。
結論から端的に、構造化して伝えることができれば、ビジネスのコミュニケーションはスムーズに進むものです。とはいえ、「頭ではわかっているけれど、実践できている自信はない」という人も多いのではないでしょうか。
本書は、そんな人におすすめしたい一冊です。
著者の宮脇啓輔さんは、新卒でサイバーエージェントに入社し、Web広告運用コンサルタントとして月間1.5億円規模の運用実績を上げました。そこで培った経験をもとに、成果につながるコミュニケーション術をまとめています。
特に注目したいのが、コミュニケーションの3つの原則です。
・報連相は「結論ファースト」で伝える
・「枕詞」で相手への配慮を示す
・「返答」はすり合わせとセットで行う
簡潔な伝え方以外にも、上手な聞き方や会議の進め方など、社会人として身につけておきたいコミュニケーションの基本が幅広く学べる本書。新入社員から管理職まで、立場を問わず役立つ内容です。


