「質」も意識しよう

特に不足しやすいのは、筋肉の合成を強力に促すBCAA(分岐鎖アミノ酸)と呼ばれる、バリン、ロイシン、イソロイシンの3種類のアミノ酸群です。肉や魚、卵、乳製品、大豆製品などに多く含まれており、疲労回復にも関与すると報告されています。

さらに重要なのは、BCAAが「脳の疲労」にも影響する点です。

スウェーデンのKarolinska Institutetの研究では、BCAAの摂取が中枢性疲労を軽減する可能性が示されています。運動や長時間労働で感じる“頭がぼんやりする疲れ”は、脳内の神経伝達物質のバランス変化が関与しており、BCAAがその調整に関わると考えられています。