「強い防衛スイッチ」が入るメカニズム

実は、運動をして息が上がると、一時的に体内の「活性酸素」は増えます。「えっ、じゃあ運動すると血管がサビちゃうの?」と思いますよね。でも違うんです。

運動によって一時的に「ちょっとだけサビの原因(敵)」が増えると、体は「ヤバい! 敵が来た! サビ取り部隊を増強しろ!」と強い防衛スイッチを入れます。その結果、運動で増えた活性酸素の量をはるかに上回る量の「抗酸化酵素」が体内で大量につくられるのです。

あえて弱いウイルスを体内に入れて、強い免疫をつくる「ワクチン」の仕組みによく似ていますよね。いわば、運動は「血管の酸化を防ぐワクチン」なのです。