50万→30万円なら年間36万円

――それなら、わかりやすそうです。具体的に教えてください。

社労士みなみ『知りたいことがぜんぶわかる! 定年前後のお金の超基本』(Gakken)
社労士みなみ『知りたいことがぜんぶわかる! 定年前後のお金の超基本』(Gakken)

STEP1で「60歳時点の賃金月額」の確認。この金額が給付額を試算する際の基準になります。ただし、上限額(月額50万8200円)があって、実際の賃金がこれを超える場合は、上限額で計算。超えない場合は、実際の金額を使います。

STEP2で、60歳時点と新しい賃金額の2つを使って「低下率」から給付の有無を確認します。

――低下率は75%未満じゃないとダメなのですよね。

その通りです。75%未満と判定されたら、STEP3で給付額を試算します。給付額は新しい賃金月額に支給率をかけて計算しますが、低下率によって変動します。

例えば、60歳時点の賃金50万円が30万円まで下がった場合は、低下率は60%。新しい賃金に、支給率10%をかけて計算します。給付額は30万円×10%=3万円です。なお、支給額にも上限があって、新しい賃金と給付金の合計が38万6922円を超えた分については給付を受けられません。

――月額3万円なら、年間36万円になるから結構多いですね。

ただし、この金額はあくまでも目安なので、正確な金額を知りたい場合は、ハローワークで確認してください。

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