さまざまな場面で求められる「保証人」
命に関わる緊急事態なら受け入れてもらえますが、緊急性が低い場合は、保証人がいないことで受け入れを渋られるケースもあります。病院側としても不安なのです。手術の同意書は誰がサインするのか。本人が意思表示できなくなったら、治療方針は誰が決めるのか。万が一、亡くなった場合の手続きはどうするのか。治療費はどう回収するのか。
たとえ本人に数千万円の預金があっても、本人が動けなければ、そのお金をすぐ使えるわけではありません。さらに、入院生活は意外と細かいことで困ります。パジャマや下着、スマホの充電器を家に取りに帰れない。入院が長引けば、携帯電話や公共料金の支払いも気になります。信頼できる人がいれば頼めますが、誰もいなければ途方に暮れてしまいます。
賃貸住宅を借りるときも、基本的には保証人が必要です。最近は家賃保証会社を使えるのでハードルは下がりましたが、高齢のひとり暮らしだと、孤独死のリスクを理由に入居を断られるケースもあります。
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