部下や後輩が指示に従わない場合、どうしますか?
具体的な指導・教育の方法を。
「向き合わない」ではないよね
「部下や後輩が言うことをきかない」はミドル共通の悩みです。
ただ、放置するとか、自分で何とかしてしまうのは当然NG。
「人事部長に私の配下から外すように依頼する」「できるだけ私からは仕事を与えないようにする」といった、本人と向き合わない幼稚な話に終始するのは論外です。
面接官は、どのようにその難局を乗り越えるか、具体的な事例と共に、解決方法を聞いてみたいと思っています。特に人材教育の役割を求められる年代ですので、その手腕が試される質問と言えます。
ここは「指示の内容を理解してもらうまで、時間が許す限り本人と徹底的に話し合う」といった定番のものでもかまいません。ただし、その話し合い方(第三者を入れずに二人きりで膝を突き合わせて、まず不満点を吐き出させる等)や、それでも従わない場合どうするか(厳しく査定に反映することを通告しておく等)、具体的なところまで踏み込んで話さないと、抽象的な話で終わってしまいます。
例:40歳男性、大卒。今まで新卒入社した会社1社に課長職として勤務中。今回は2社目の転職で前職と同じ課長職への応募。
「上司の指揮命令を受け入れないのであれば、上長である部長や人事と相談して、本人の処分を検討することになると思います」
最終的にはそこに着地するでしょうが、そこに至るまでの向き合い方をエピソードを交えて語ってください。
○OK!
「まず要因を聴き出します。なぜ指示に納得できないのか、個別に呼んで胸襟を開いて話をしてみます。もしそれが本人の単なる甘えにすぎないものならきちんと叱ります。『鉄は熱いうちに打て』と同じで、その場で叱らないと後では効果がないことを現職で実感しています。ただし、貴重な人材を潰すのが目的ではありませんので、追い詰めず、必ず挽回のチャンスを与えるようにしています。
こういったケースに陥る場合、コミュニケーション不足に起因するのが大半です。普段からきちんとコミュニケーションをとっていれば、こういった事態に陥りません。
御社に入社しても、職場仲間と適宜コミュニケーションをとって円滑な組織運営に努めたいと思います」
実体験から導き出されたものを礎に部下育成手法を話すと説得力が高くなります。


