5年前は「バンドエイド」だった関東

注目されるのは一般名称の「ばんそうこう」の分布である。

阿蘇製薬調査の同じ調査は5年前にも行われており、それにもとづく旧マップをみると、今は「ばんそうこう」である関東諸県(東京除く)や徳島は、当時は「バンドエイド」で色分けされていた。この5年間でいかにも商品名っぽい呼称より一般的な呼び方に変化してきているのである。

「ばんそうこう」を商品名に含むコンビニ、ドラッグストア、100円ショップなどのプライベートブランド品が普及してきている影響も大きいと考えられる。

そう考えると、関西人(および関東では東京人のみ)が「バンドエイド」と呼んでいるのは、新しもの好きということではなく、むしろ古い習慣の残存といったほうがよいだろう。

なお、北陸や長野、静岡は、5年前から「ばんそうこう」だった。これら地域は、一時期の都市部を中心としたバンドエイド躍進にあまり影響を受けず、そのためもっとも古い呼称が生き残っていたということであろう。

福岡、秋田、沖縄、熊本が4大美男美女自慢県

美人が多い都道府県はどこかという話題は、キング・オブ・酒飲み話である。

例えば、

・名古屋には美人説と不美人説の両方がある。
・「日本海一県飛び美人説」、すなわち、秋田・新潟・金沢・京美人の間隙をなす山形、富山、福井は不美人地域、また九州でも博多美人と長崎美人の間の佐賀は不毛

といった説がまことしやかにささやかれ続けている。

【図表】美男美女自慢の1位は福岡、次に秋田・沖縄、そして熊本が次ぐ
(注)各年、全国の20歳~59歳の男女に対しインターネットリサーチで行った有効サンプル4,700名(各都道府県100名)の調査結果。
(資料)ソニー生命「47都道府県別生活意識調査」

こうした諸説を研究分析した大規模調査はほとんどない。そこで、図表2に、それに近い代替的なデータとし、住んでいる都道府県は「美男美女の多さ」を自慢できるか、というソニー生命が毎年行っている47都道府県生活意識調査の設問の結果データを掲げた。