配当金が「年間120万円」までの5つのステップ
そこで本稿では、新NISAを上手に活用して、毎月10万円、年間120万円の配当金を手に入れるまでのプロセスを5つのステップに分け、各段階の投資マインドの変化やモチベーションの保ち方をお伝えします。
ここで紹介する知識やノウハウを総動員して、前向きな気持ちで取組めば、誰にでも目標を達成できる日がやってきます。
焦らず、諦めず、地道に歩みを進めることが最重要ポイントとなります。
年間配当金3万円までは「停滞感」との闘い
配当株投資の道のりは、雪ダルマを作るプロセスと似ています。
最初は思うように雪玉が大きくならず、途中で諦めたくなることもありますが、ある程度のサイズに達すると、一気に成長が加速化して、立派な雪ダルマが出現することになります。
年間配当金が3万円に到達するまでが、配当株投資の最初の関門となります。
このゾーンに達するためには、100万円程度の投資額が必要です。
「100万円も注ぎ込んで、配当金はわずか3万円程度」という現実に直面すると、「このまま続ける意味があるのだろうか?」という思いを抱くことになります。
こうした停滞感を乗り越えるためには、目先の金額ばかりに目を向けるのではなく、将来的に配当金が積み上がっていくイメージを持って、モチベーションを維持することが大切です。
地道に歩みを進められるか
年間配当金12万円前後が精神的に最も辛い
配当金が年間12万円に到達するためには、300万円から400万円くらいは必要になります。
給料の中から毎月2万円を投資に回したら、年間24万円の株が購入できます。
夏と冬のボーナスで各5万円の投資ができれば、年間の投資額は34万円となり、それを10年続けることによって、ようやくこのゾーンに入ります。
ここまでが、配当株投資の第2の関門といえます。
金銭的に余裕があり、毎月10万円ペースで投資できる人であれば、わずか3年足らずで第2ステップを突破できますが、多くの人にとっては、10年くらいの覚悟を持って、地道に歩みを進めることになります。
目標達成までの道のりは依然として長く、配当金が増えるスピードもなかなか上がらないため、この期間が最も時間もかかり、精神的にも辛いフェーズといえます。
投資総額が1000万円に達するまでは、企業による増配よりも、自己資金による追加投資の方が資産増加に与えるインパクトが大きい局面です。
投資効率を重視するのであれば、目安となる1000万円に到達するまでは、ひたすら再投資を繰り返す必要があります。
定年退職までの期間が短いなど、時間的な猶予がない人であれば、資産形成の遅れに焦りを感じることになると思いますが、ここが踏ん張りどころです。
いくら焦燥感に駆られても、状況が好転することはありませんから、気持ちを強く持って、最善を尽くす姿勢が求められます。

