1カ月、または2週間のチャレンジ
ここでは、1日の中で複数回とる「休憩」、毎日のサイクルの中での「睡眠」、週のサイクルの中での「休日」という3つの種類の「休む」行動を設計します。
たとえば、「午前10時半に1回5分、午後は14時半と16時に1回5分ずつの休憩をとる」
「7.5時間寝る日を週に2日つくる(7.5時間寝るには8時間くらいベッドにいる時間を確保することになります)」
「休日に1時間は何も予定を入れないひとりの時間を持つ」
このようにつくって、手帳やスケジュールに記入してください。
もともと、それぞれの生活リズムや習慣があると思います。ぜひ、今までの自分のパターンと照らし合わせて、あえて「違うパターン」を試してみてください。
そして、行動すると決めたら、ただ休んでいることにソワソワしたり、罪悪感を感じても、行動しきってください。
そのまま、強い意志で新しいパターンを1カ月続けてみます(まずは2週間でも!)。
そして、新しいパターンによる自分の体験の変化に注目します。
「午後も集中力が続きやすい」
「休んでいる間に、ふとアイディアが湧いてくる」
「疲労感が減って、動きやすい」
「自然とエネルギーが湧いてくる」
などなど、感じたことを大事にしてみてください。
休まずずっと働き続けていると、「本来の状態」がわからなくなることがあります。自分がどれくらい疲れているのか、自分の「調子がいい」はどんなものなのか。
休むことで、「自分の中にはこんなエネルギーがあったんだ」、「自然と好奇心が出て、やってみたいと思える」など、驚くような変化が生まれることもあります。
「休んでいる以外の時間」が変わる
私がしっかり休んだとき、感じた体験のひとつに「笑えるかどうか」がありました。
消耗して疲れ切っているときは「おもしろい」と思えないことが、しっかり休んでいると「ふふふ」と純粋におもしろいと感じられるのです。
しっかり休めば、休んでいる以外の時間の質が変化していきます。
強制的に「休む」行動を実践していくと、少しずつ、休むことへの罪悪感や休んでいるときの不安感も減っていきます。
「疲れたから寝る」、「何もしたくないから今は何もしない」という本来の自然な感覚を取り戻すことができます。
特に休日に「空白の時間」をあえてつくることは、落ち着かないかもしれません。
空白になった時間には、そこで立ち上がってくる感情や、浮かんでくる問いが必ずあります。

