学習の前に10分だけ早歩き
こうした研究は、必ずしも「散歩そのもの」を検証しているわけではありませんが、共通しているのは、勉強の前に短時間、心拍数が少し上がる有酸素運動をすると、その直後に学んだ内容の定着がよくなるという点です。
現実の生活に落とし込むなら、通勤電車に乗る前にひと駅分だけ歩く、図書館に入る前にキャンパスをぐるっと回る、自宅学習の前に家の周りを早歩きでひと回りする、といった形が近いでしょう。
息が切れるほど走る必要はありませんが、ほんの少し汗ばむ程度に体を動かすことで、脳に「これから仕事だ」というスイッチが入ります。
疲れている日に、いきなり問題集を開いて撃沈するくらいなら、「まずは10分だけ歩いてから始める」と決めてしまったほうが、気分もリフレッシュされ、ハードルが下がることもあります。
机に向かう前の短い散歩は、時間を削る行為ではなく、そのあとの勉強時間の質を底上げする投資だと考えてみてください。


