前方海馬の体積が1年で2%増加

人間の脳の構造レベルでも、運動のメリットは確認されています。ピッツバーグ大学のエリクソンらは、55〜80歳の高齢者120名を対象に、1年間の介入研究を行いました。

参加者を、週3回・1回約40分のウォーキングを行う有酸素運動グループと、同じ回数・時間でストレッチや筋力体操を行う対照グループに分け、前後で脳をMRI撮影し、記憶テストも実施しました。

ジョギングする男性
写真=iStock.com/laflor
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その結果、有酸素運動グループでは、記憶に関わる前方海馬の体積が平均2%増加したのに対し、対照グループでは約1.4%減少していました。