午後は自分の思考と作業に完全集中
そしてお昼から夕方まで。午後の時間はコミュニケーションを最小限にして自分の「思考」と「作業」に集中する。
オフィスはとても静かになる。耳栓をしたり音楽を聴いたりして、自分の世界に没頭している。人によっては昼食も軽くパッと済ませて、自分の作業にのめり込む。みんな静かに考えている。そして黙々と作業をしている。プロダクト・マネージャーは企画資料を作ったりデータを分析したりしているし、エンジニアは設計書を書いたりプログラミングに没頭したりしている。しばらくの間、自分のパソコンとにらめっこしてカタカタと高速でタイピングしている。
個人差はあれ、メールやメッセージも基本的に見ない人が多い。みんな午後は通知機能をオフにしている。空き時間ができたり集中力が途切れたりしたときにメールやメッセージを見たりもするが、概して返信は一気に遅くなる。
もちろんこれではタイムリーに返信をしないといけない連絡を見過ごしてしまう可能性があるから、午後に短めの「メールチェック時間」をブロックする(確保する)人もいる。ぼくもこのやり方を採用している。
基本的に午後はミーティングをしない
またミーティングを一切しないというわけではない。システムで不具合が起きたら即座に集まるし、口頭で話したほうが早い用件があればクイック・コール(短時間で集中的に問題を解決するための即時的な通話やオンライン会議)を設定する。
でも基本的には午後にミーティングは入れない。優秀なエンジニアからの強い希望で、毎週月曜と水曜の午後はミーティングを禁止するルールが設けられているぐらいだ。アメリカで働くようになってから、この「午後の作業時間ブロック」が劇的に生産性を上げることに気づいた。
ぼくは毎日、午後にやることを3つに絞っている。そのうちの一つは「メールやメッセージをすべて返信する」で固定しているが、残りの2つは、3、4時間で全集中して片付ける。新しいプロダクトの企画書を書いたり、月次報告書をまとめたり。3、4時間のまとまった時間が取れれば、なにかしらの成果物を毎日仕上げることができる。
この有効性に気づいてからは、平日午後を毎日「作業時間」としてブロックして、安易にミーティングが組まれないようにしている(もちろん重要な会議は調整するが)。

