天才エンジニアは時間を2つに分ける

ブロッコリーくんはチームの仲間で、30歳ぐらいのアメリカ人エンジニア。はっきり言って彼は真の天才だ。100人のエンジニアが束になってもかなわないくらいのヤバいエンジニアだ。実際に、この若さでプリンシパル・エンジニアという最高クラスのレベルまで駆け上がった。

ブロッコリーくんは本当に短い時間で信じられない質と量のアウトプットを出してくる。彼は、あるシステム設計の資料をたった半日で仕上げてきた。通常、1〜2週間はかかるような仕事にもかかわらず、だ。

速さと引き換えに中身がスカスカかと言えば、まったくそんなこともなかった。Wordにして5、6枚にわたる資料は、一つ一つの項目に丹念に思考が巡らされた形跡があり、興味深いデータに裏付けられた極めて内容の濃いものだった。ブロッコリーくんの資料が軸となって、システムの技術的な方向性について重要な意思決定をすることができた。