幸福感を長続きさせる取り組み

圧倒的な自信は、

長い探求の果てにもたらされる

人間、40歳を過ぎれば、「これに人生を懸けてきた」と胸を張って言えるものがあった方がいい。それは、存在の深いところから湧き上がる自信となり、発する言葉に説得力を宿らせる。

反対に、あれこれ手を出して中途半端に終わり、「これ一つをやってきた」と言えるものがなければ、言葉の端々に 弱気さが滲み出るのは必然。当然、説得力も影響力も生まれない。

もちろん、そこに至るまでには探索期(モラトリアム期)が必要である。

だが、この期間を端折り、目先の利益や快楽だけを追えば、生きていく方向性がいつまで経っても定まらず、自信も育たない。

結果として、他人の言動に影響されては、あっちへフラフラ、こっちへフラフラ。軸足が定まらない。これ一つを探求してきた、そんな絶対的な自信がなければ、幸福感は長続きしない。自信の有無は直接的にも間接的にも、幸福度に深く影響するからである。

長期的な視点で幸せに近づこうとするならば、探索期を経た上での「一点集中」が、どうしても必要となる。

私にとってのそれは「日記による言語化と、それを通して実現される変化・変容」というテーマであり、「幸福探求の旅路」そのものであったといえる。

有り難いことには、この旅路を歩む過程そのものが、私にとっての幸せとなっている。

小さいが、確実に勝てる勝利を掴み取る

大きな夢を

実現させたい人こそ

心がけるべき、

「小さな3連勝」

人が挑戦の前で足がすくむのは、「一発逆転」を夢見てしまうから。助走もなくいきなり大勝負に挑む者は、勢いがつかぬまま壁にぶつかり、心が折れてしまう。

そんな私に師匠が教えてくださったのは「3連勝主義」という考え方。大きな勝ちを一度で狙うのではなく、小さくていい、だが確実に勝てる勝利を掴み取りに行く。

その勝ちを三度積み重ねることによって勢いが生まれ、その余勢を駆って、さらなる高みに跳躍できるようになる。

最初の一歩は他人から見れば取るに足らない成果でも、それは次への助走となる。二歩、三歩と連続して勝ちを積めば、自信が生まれ、自尊心が育ち、やがて大きな流れに変わっていく。

個人的な開発のキャリア
写真=iStock.com/Jirsak
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だからこそ、私たちが目を向けるべきは、他人が笑うくらいの些細な「小さな勝ち」。

小さな勝利の積み重ねは「自分もやれる」という成功体験をもたらし、自尊心を引き上げる。それが次の挑戦へのハードルを低くし、動きやすくしてくれる。

「気負わず、小さく、確実に」これが3連勝主義の真髄といえる。壮大な構想を抱きつつも、足もとで小さな3連勝を積み重ねる。

やがて加速がつき始め、人生の風景が劇的に変わり始めることとなる。