「わかっているだけの人」に欠けている5点

多くのリーダーが「率先垂範の重要性はわかっている」と口にしますが、実際にはできていないことが見受けられます。

大愚元勝『リーダーの器量を問う禅 感情に流されず正しく決断するための「整える」技法』(日本能率協会マネジメントセンター)
大愚元勝『リーダーの器量を問う禅 感情に流されず正しく決断するための「整える」技法』(日本能率協会マネジメントセンター)

●忙しさを理由にする
経営や管理業務に追われ、「現場に出る時間がない」と思い込むことで、自ら実践する機会を避けてしまう。

●立場を誤解する
「自分は指示する側で、動くのは現場である」と思い込み、行動を見せる必要性を軽視してしまう。

●恥を恐れて避ける
新しいことに挑戦すると失敗するリスクがあるため、「できない姿を見せたくない」という心理が働く。

●短期的な成果を優先する
目先の数字や成果を追うあまり、「模範を示す」ことの長期的効果を軽視してしまう。

●自覚を欠く
部下は常にリーダーの姿を見ている、という自覚が弱い。「見られている」意識がないために、自然と模範を放棄してしまう。

こうした落とし穴にはまると、言葉と行動がかけ離れるため、信頼は目減りしていきます。率先して模範を示すことが、信頼されるリーダーに近づく条件です。

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