酒豪アピールはNG

たとえ飲めても「あまり飲めない」ことにしたほうが安全

今は、「アルハラ」という言葉が浸透して、お酒を強要するムードはぐっと薄れ、飲めない人は無理に飲まなくていいという雰囲気の飲み会が多くなったと思います。そんな中で、先輩方から届いている貴重なアドバイスは、「たとえ飲める人であっても、『酒豪です』『いくらでもいけます』『お酒大好きです』とは言わないほうがいい」というものです。

新入社員や若手社員の頃は、上司や先輩に好かれたくて「酒豪アピール」をすることがあるかもしれません。「おっ、キミは今どきの子にしてはノリがいいなぁ」と上の世代の人も嬉しそうにするでしょう。その結果、自分の限界以上に飲むハメになったり、酔い潰れて余計なことを口走ったり、宴会要員として本来の業務外の接待に駆り出されたり、ロクなことにならないケースが多いのです。

大切なのは、最初に期待値をコントロールすることではないでしょうか。

「お酒の場は好きですが、たくさんは飲めないんです」とあらかじめ伝えておくことで、無理にすすめられるリスクを減らし、自分のペースを守りやすくなります。「この場にいることは好きです」ということは伝わっているので、ネガティブに受け取られることはありません。

飲み会は本当に無駄なのか

飲み会は参加したほうが結局コスパもタイパもいい

前項に続いて飲み会にまつわるライフハックです。今どき会社の飲み会なんてお金と時間のムダだと感じる人は、特に若い世代には多いかもしれません。しかし、先輩方の意見としては「なんだかんだ言って、飲み会に参加したほうがコスパもタイパもいい」というのが実感のようです。

普段の職場の雑談では、業務に関係のない話を延々としているのはさすがに憚られます。しかし飲み会では業務に関係のない雑談はむしろ歓迎されるので、同僚との心理的距離を短時間でぐっと縮めることができます。それに、異動の気配や方針転換の予兆は、公式の場よりも、こうした非公式な場で先に漏れることが少なくありません。

居酒屋で乾杯する多くの人々の手とジョッキのビール
写真=iStock.com/taka4332
※写真はイメージです

この流れにまったく乗れずにいると、仕事そのものはきちんとこなしていても、背景情報だけがいつも半歩遅れてしまいます。もちろん無理して参加する必要はありません。

ただし、飲み会というのは少々ストレスを感じてしまう場面であることも事実です。参加するなら、「今日は誰と話すか」「何を知りたいか」といった自分なりのテーマをひとつもっておく。そうした戦略があれば、自分にとって有意義な時間になるはずです。