※本稿は、勝木健太監修『同僚とのつきあい方』(東洋経済新報社)の一部を再編集したものです。
20代後半~50代の会社員が吐露した「深い後悔」
社会人生活を数年も経験すれば、同僚とのつきあい方について、やり直したいような後悔の記憶を誰でも抱えているものです。
雑談で相手のプライベートに踏み込みすぎてしまった。
あいさつの有無やちょっとしたひと言で、相手との距離が生まれてしまった。
飲み会での酔ったはずみの言動で、思わぬ気まずさが生まれてしまった。
同僚とうまくやろうと頑張りすぎたり、気を遣いすぎてしまったり。
その結果空回りして、あとから「ああしておけばよかった」と悔やむ。
社会人の先輩たちはそういった苦い経験を繰り返してきました。本稿では、そうした先輩たちの後悔や反省を紹介していきます。
新入社員世代から見て先輩世代に当たる20代後半~50代の会社員を対象に「同僚とのつきあい方アンケート」を行い、そこに寄せられた声を本書プロジェクトチームが整理し、分析しました。
先輩たちが教えてくれたのは、聞いているこちらまで頭を掻きむしりたくなるような、深い深い後悔の物語ばかりです。同じ後悔を味わわないために、ぜひ、先輩たちの屍を踏み台にして、役立ててください。
先輩からのメールに絵文字はOKなのか
【20代女性のモヤモヤ】メールやチャットで距離を縮めたい
社会人になって数年経った今でも、仕事でのメールやチャットでのコミュニケーションにまだ慣れていないところがあります。
1年目の頃は特に、チャットを先輩に送るだけで緊張していました。先輩からは絵文字を使って送ってくるものの、自分のほうは絵文字を使っていいのか、ビジネスっぽくないのではないか、だからといって文章だけだと堅くなりすぎないか……。
雑談やプライベートの写メを混ぜてもいいの? どれくらいの文字量で送るのが正解?
わからないことだらけで、送信ボタンを押す直前に何度も読み直していました。
数年経った今も、相手によって文章のトーンを自然に使い分けることが難しく、これで伝わるのかなと不安になることがあります。チャットやメールは相手の温度感がつかみにくい分、リアルの会話よりも慎重になってしまいます。
気軽に相談したいのに、ちょっとした言葉づかいで印象が変わるのではと考えてしまい、距離が縮まらないままです。少しずつ慣れていくしかないのかなと感じていますが、時間がかかりそうです。

